今回の腰痛の症例は78歳女性の方のケースです。
この方の症状は日常的には左股関節から太ももにかけての若干のつっぱり感でさほど苦痛はありませんでした。
一週間程度2歳のお孫さんのお世話を請け負った後、睡眠のさまたげになるくらいの、寝返りにともなう激痛を訴えて私の元を訪れました。
治療中も体制をかえようとしただけで、激痛があらわれて動けなくなるのでかなりの工夫と配慮が必要でした。
正にぎっくり腰が慢性化した状態でした。
結果的には週2回の通院、計12回で完全に寛解しました。
症状が現れてから一月半くらいたって来院されたわりには年齢も考慮してうまく対応できたと自負しています。
ちなみに3回目に来られたときには苦しみからは脱しておられました。
お互い胸をなで下ろしました。
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